十数年前に1兆円産業と云われておりました日本の美術市場は、今日その規模が1,500億円程度と大きく減少しております。これには、多くの作品が昨今の実勢価格で三分の一、五分の一になってしまったことで、美術品の購買に対する消費者の不信や不満が強く影響しているものと考えます。私たちアート・アドバイザリー・バンクは、本来ある美術の大衆性や社会性を取り戻すために、作品の一つひとつに正しい価値評価を与えることが市場再生の第一歩と考え、そのために、売手買手の都合を離れた中立の立場で、明瞭で妥当な評価・査定システムを確立し、積極的に美術市場のさまざまな問題解決にあたるために、このたび設立致しました。
日本画、西洋の近代絵画、現代美術など各ジャンルに30年以上の経験を持つエキスパート達が、日本、海外での実勢価格などを「読み取り」、適性な評価活動を行うことは基より、企業や個人が美術品を購入・売却をされる場合のノウハウを積極的に提供します。
また、メセナ活動への企画提案やプロデュース、コーポレート・アート事業のコンサルティングも行い、日本の美術界を文化産業に育成するために貢献してまいります。